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Planetarium 2.0.4 / $24 / 114KB / Aho Interactive Software

  文字通りのプラネタリウム+いろいろです。このバージョンから全天を同時に表示することができるようになっています。 。

  Palm OS 2.0以上で動作、3.0以上でグレースケール表示、カラーデバイスにも対応しています。

  同梱されている Palmデバイス用ファイルは全部で6つ、内容は次の通りです。
Planet20.prc
PlnStars1600.prc
PlnStars9096.prc
PlanetariumDB.pdb
UserObjsDB.pdb
PlnCometsDB.pdb
113KB
36KB
108KB
17KB
29KB
24KB
プログラム本体
等級以上約1600個の恒星データ
6.5等級程度までの9096個の恒星データ
世界主要600都市の座標データ
110のメシエ天体と110のコールドウェル天体のデータ
彗星小惑星のデータ

  プログラム本体の他に恒星データのどちらかが必須で、その他はオプションです。PlanetariumDB.pdbがあれば簡単に観測地点を設定することができます。

ScreenShot

  最初に観測地点(経度・緯度等)の設定が必要です。メニューの Options -> Set Locationで設定画面が表示されます。

  上段の Time ZoneではPalmデバイスの時計がどのタイムゾーンかを指定します。日本で使う場合は GMT+9とします。
  サマータイム使用時には、その下の Daylight Saving Timeにチェックを入れます。

  下段の Calculated Locationでは、観測地点の緯度・経度・タイムゾーンを指定します。
  直接入力してもよいのですが、PlanetariumDB.pdbがインストールされていれば、ここで右下の Pick...をタップすると・・・

ScreenShot

  世界各地の一覧が表示されます。
  ここで例えば Nagoyaを選択し OKをタップするだけで、観測地点の設定ができます。

  日本では神戸・京都・名古屋・大阪・札幌・東京・横浜が登録されています。画面右上の ▼ で Asiaを選択すれば探しやすいと思います。

  この一覧は、メモ帳との間でインポート・エクスポートができるようになっています。

  日本国内であれば、上記7都市のいずれか近いところを設定すればほとんど問題はないと思いますが、より正確にしておきたいという方は、同梱のマニュアルに観測地点の座標を調べられるサイトが紹介されていますので、ここで調べた値を直接入力すればよいでしょう。

ScreenShot

  Planetariumには2つのメインビューがあります。その1つが Compass View。この画面では太陽・月・惑星・その他の位置を知ることができます。
  画面右の正円が方位、左の半円が高度を表す座標系で、これらの中で各天体はシンボルで表示されています。

  画面右上の ▼ で例えば Sun(太陽)を選択すると、各円の中心から太陽まで線が表示されます。右画面では、正円によりほぼ西北西の方向、半円により地平線上20°くらいだと分かります。
  正確な位置は画面右上に方位、左上に高度が数値で表示されます。

  天体の選択は、円内のシンボルを直接タップしてもできます。

  正円内の表示も上画面の場合、太陽に関するもので、Tau(Taurus:牡牛座)は太陽が位置する星座、m-26.8明るさが−26.8等級であること、1.01AUは地球からの距離が1.01天文単位であること、r.a./dec.赤径/赤緯を表しています。
  また正円内右上の円は月を表しており、満ち欠け具合(月齢)がグラフィックと百分率で表示されます。

  画面下2行の上は、設定した観測地点と地方恒星時、下は表示している日時とユリウス日です。
  この観測地点、日時、ユリウス日の表示部分をタップすれば、それぞれ変更することができます。

  Compass Viewの画面下の方、左右に2つずつあるアイコン(ボタン)の一番左の時計アイコンをタップすると、現在時刻に移動しアイコンが黒地表示になります。こうしておけば、表示内容が1分毎に更新されます。

  その隣は、もう一つのメインビューである Sky View(後述)への切り替えボタンです。

ScreenShot

  画面一番右の虫眼鏡ボタンで天体を検索することができます。

  この画面では、太陽・月・惑星だけでなく恒星・星座・メシエ天体・コールドウェル天体・彗星小惑星を検索・設定することができます。

  一覧が一画面に入りきらない場合は、画面右下にある Quick欄に探したい天体を入力することによりインクリメンタルサーチされます。

ScreenShot

  Compass Viewの虫眼鏡ボタンの隣にある  ボタンで、選択中の天体のより詳しい情報が表示されます。
  内容は概ね以下に説明する通りですが、天体によって多少異なります。また星座については詳細情報は表示されません。

  右画面は金星の位置(Pos = Position)情報で、内容は次の通りです(?については申し訳ありませんが分かりません)。
Location
Local Time
Constellation
RA./dec.
Hour Angle
Ecl.Lon/Lat
Az/Alt
Magnitude
Dist./Light t.








観測地点の座標タイムゾーン
観測地点の日時
その天体が位置する星座
赤道座標
時角(?)
黄道座標上の位置?
方位と高度
明るさ
地球からの距離(天文単位)と光の到達時間

ScreenShot

  右画面は金星の状態(Stats = Status?/Statistics?)に関する情報で、内容は次の通りです。
Location
Local Time
Magnitude
Distance
Dist. to Sun
Elongation
Phase
Illuminated
Angular Size

画面右の画像









観測地点の座標とタイムゾーン
観測地点の日時
明るさ
地球からの距離(天文単位
太陽からの距離(天文単位)
離角 = 太陽からの見かけ上の距離(°)

光っている部分の割合
視直径
望遠鏡でどう見えるか(満ち欠け具合)

ScreenShot

  右画面は金星の出・没(R/S = Rise/Set)に関する情報で、内容は次の通りです。
Location
Rise
Trans
Set



観測地点の座標とタイムゾーン
その天体の時刻とその方位
その天体の南中時刻とその高度
その天体の時刻とその方位

  Rise/Trans/Setについては指定時刻近辺がいくつか表示されます。

ScreenShot

  右画面は特に特定の天体に関するものではない日時関係の情報です。
Location
local Time
UTC
JD
LMST




観測地点の座標とタイムゾーン
観測地点の日時
グリニッジ標準時
ユリウス日
地方恒星時

ScreenShot

  Compass Viewの画面右上にある ▼ により天体を選択することができますが、選択肢の中には <none>Customize...というのがあります。
  この Customize...を選択してみると・・・

ScreenShot

  ▼ のタップで表示されるリストを編集できるようです。

  ここで <none>の文字をタップすると・・・

ScreenShot

  虫眼鏡ボタンをタップした時と同じような画面が出てきます。
  ここで惑星・恒星・星座・メシエ天体・コールドウェル天体・彗星・小惑星を選択することができます。

  試しにオリオン座を選択してみると・・・

ScreenShot

  <none>の部分が Orion(Hunter)に変わりました。これで虫眼鏡ボタンで検索しなくても画面右上の ▼ で簡単にオリオン座を選択することができるようになります。

ScreenShot

  Planetariumのもう1つのメインビューが Sky View。上記した通り Compass Viewからボタン1タップで簡単に切り替えられます。

  画面左下2行は、観測地点の座標とタイムゾーン、そして観測地点の日時です。
  その右にある円と半円は Compass Viewのそれと同じ意味合いのもので、画面中央がどの方向(地平座標)なのかを円で方位、半円で高度を表しています。半円の上下矢印で高度、円の左右矢印で方位を移動させることができます。
  画面を上下左右になぞってやれば、それぞれの方向にスクロールさせることもできます。

  画面左上の時計マークは Compass Viewの時計アイコンと同じで、タップして黒地表示にしておけば1分毎に表示が更新されます。

  一番右にあるマークをタップすると Compass Viewに切り替わります。

ScreenShot

  時計マークの右にある上下矢印マークをタップすると、フルスクリーンモードになります。

  もう一度タップすれば標準表示に戻ります。

ScreenShot

  上下矢印マークの右、チェックボックスマークをタップすると、画面表示に関する設定画面になります。
  上段のチェックボックスで次の内容の画面表示をオンオフできます。
RA/Dec Grid
Alt/Az Grid
Constell.Lines
Constell.Names
Ecliptic
Horison
Planets
Objects
Comets








赤経線・赤緯線(赤道座標の基準線)
高度線・方位線(地平座標の基準線)
星座線
星座名
黄道
水平線
惑星
星雲・星団
彗星

  Magn.Filterは表示範囲(後述)により何等級まで表示させるかの設定です。
  画面では 1〜20°で恒星は 8等級・星雲等が 15等級、21〜60°で 5等級・8等級、61〜180°で 4等級・5等級となっています。

  Tap infoは画面をタップしたときに何を表示するかの設定です。Az/Altは地平座標、RA/Decは赤道座標、HA/Decは?です。



  Sky Viewのチェックボタンマークの右隣のマークをタップすれば星座線表示のオンオフ切り替えができます。

  その右隣、虫眼鏡マークは Compass Viewの虫眼鏡ボタンと同じで、各種天体の検索ができます。

ScreenShot

  虫眼鏡マークの右にある RAをタップすると、表示する位置(赤道座標)を数値で指定することができます。

  その右の AZでは、同様に地平座標で指定することができます。

ScreenShot

  AZの右隣のマークをタップすれば、表示の左右(東西?)方向反転−非反転を切り替えられます。

ScreenShot

  画面上で特定の天体をタップすると、画面下にその天体に関する情報が表示されます。
  右画面では左側に「オリオン座のベテルギウス・0.5等級」、右側にその位置(赤道座標)が表示されています。

  また同時に上段に3つのマークが新たに表示されます。

  一番左の4つの矢印マークをタップすると、選択した天体が画面中央に移動します。
  真ん中の  マークをタップすると、その天体の詳しい情報が表示されます。内容は Compass Viewの  ボタンと同じです。
  一番右の × マークをタップすると選択が解除されます。画面上では選択対象に が付けられますので、これを消したいときには便利です。

ScreenShot

  Sky Viewの画面右上の ▼ をタップすれば、表示範囲を2〜180°まで指定することができます。

  このリストの一番下 Customize...により、このリストの一部(「Customize...」の上3つ)を編集することができます。

ScreenShot

  2つのメインビューでは、上下ハードボタンにより所定時間前後することができます。メニューの Time Incrでそのピッチを指定することができます。

  23時間56分なんていう中途半端な数値がありますが、これは地球の自転周期です。6.981日はその7倍、29.918日は30倍、91.75日は・・・なんでしょう? 3ヶ月分だとは思うんですが。

ScreenShot

  メニューの OptionsSet Locationは、最初に説明しました観測地点の設定です。
  Set DateSet Timeは日時の設定、Objectsは星雲・星団の表示オンオフ切り替え、Comets and Asteroidsは彗星と小惑星の表示オンオフ切り替え、Compass ViewSky Viewはそれぞれのビューへの切り替えです。

ScreenShot

  メニューの OptionsPreferencesで右画面が表示されます。

  Angle Formatは角度の表示様式の指定、Azimuthは方位角表示で南北どちらを0°にするかの指定です。

  Invert Time Step Buttonsで、上下ハードボタンを押した時どちらのボタンで増(減)するかを切り替えられます。

  Sync Sky & Compassで、2つのメインビューをシンクロさせるかどうかを切り替えられます(たぶん)。

  一番下の Use alternative time dialogでは、時刻の設定方式(Palmデバイスの時計の設定方式 or 予定表の開始時刻とかの設定方式)が切り替えられます。

  下から2つめの Night Modeにチェックを入れると・・・

ScreenShot

  目に優しい赤黒表示になります。

  モノクロ機だと Night Modeではなく Black & Whiteのチェックボックスになっており、チェックがなければグレースケール表示、チェックがあれば白黒2値表示になります。

ScreenShot

  メニューの OptionsMagn. Declinationで右画面が表示されます。

  方位磁石で指す北(磁北)と自転軸が通る北(真の北極?)とは少しずれています。これを magnetic declinationと称するそうです。
  この「ズレ」は年々少しずつ変わるそうですが、どうやらそれが表示されるようです。右画面によれば、磁北は真の北極から西に7°ずれてるってことでしょうか。

  最下段の Azimuth Displayで、2つのメインビューでどちらを北緯0°とするかを設定できるようです。

ScreenShot

  メニューの OptionsTwilightで右画面が表示されます。

  画面最上段は観測地点の座標とタイムゾーン、そして日付です。日本語OSのため時刻が画面の外にはみ出しているようです。

  その下は太陽(Sun)と月(Moon)の(Rise)・南中(Trans)・没(Set)の各時刻です。

  画面中段の Day/Night Lengthは昼夜それぞれの長さです。

  画面下半分の Twilightは3種類の薄明について、Morningはそれぞれの開始時刻、Eveningはそれぞれの終了時刻となっています。

#そらぱ〜むの西川さん、そして Planetarium使いの悠さんのレポートを参考にさせていただきました。ありがとうございました。


(2000/06/19作成)
(2001/06/14更新)


TopPage 天文系Palmware一覧


  readme.txtには「PlnStars9096.prcには7〜8等級までの恒星データが含まれている」のような記載がありますが、6.5等程度までしか表示されないようです。
  ※Ver2.0.4の readme.txtでは「6.5等」に変更されています (2001/02/28)
  これについて作者さん曰く「エール輝星星表には692個の6.5等より暗い恒星が含まれており、最も暗いものでは7.96等のものがある。しかし、6.5等より暗いものについては不完全であり、少しは存在するこれらは大部分が二重星の伴星である。」とのこと。
  普通に眺める分には問題ないってことですね。
(2001/01/19)


*** 解説は私fitaの独断です・このページについて作者の方への問い合わせ等はお止め下さい ***

*** スクリーンショットは実際のものとは若干異なります ***
(PEG-N700Cで撮ったものを 160x160に縮小・また SwitchDashを併用しています)





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